2017.04.01リフブレ通信

節目

「おはようございます!今度入社することになりました新入社員の鍋嶋です。着物のことは何も分かりませんが一生懸命頑張ります!どうぞよろしくお願い致します!」私は昭和53年2月、大学卒業前に(卒業はしました)福岡県大牟田市の老舗呉服店にアルバイトとして入社し、その後正社員となり、結果21年と半年勤務することになります。お店は呉服を中心に、貸衣装、宝石類を扱う店でした。私の仕事は知識や販売経験もないためもっぱら展示会に向けての集客でした。それこそ丁稚としてほぼ休むことなく(田植え休み、盆休み、稲刈り休み、元旦のお休みはありました)朝から夜遅くまでおやじさんや奥さんに叱られながらがむしゃらに5年過ごしました。この私なりの頑張りが私の一つ目の節をつくってくれたように思います。その節のお蔭で一人前の呉服店店員になれた気がします。お店も私の仕事も順調でしたが、入店15年目頃になると呉服が売れなくなりお店の借金が膨らみました。結果資金繰りが厳しくなり、私も借金してお店に投資する次第となりました。自分の店という思いがあったのでお金の工面も出来たのだと思います。(借金取りからも追いかけられました)努力もむなしくお店は傾くばかりです。前後しておやじさんも亡くなりある日ふと心の糸が切れました。「艱難汝を玉にす」という言葉があります。ここが私の社会人としての第二の節目になりましょうか。私は断腸の思いでお店を辞める決心をします。なぜかしら涙が止まりませんでした。そして現在の会長の誘いでリフティングブレーンに身を預けました。一つ目の節で学んだことは、頑張れば必ず成るということ、二つ目の節で学んだことは、どんな逆境でもそれを自分磨きと考えることです。この二つの節のお蔭で人材サービス業界でも何とか生き抜いてくることができました。今私は社長という立場ですが、大きな三つめの節が来ています。それは私自身の人間力を養うという節です。この節をピシッとつけられたら社員の為にもなり、私自身の楽しくも面白い老後があると確信しています。誰かの言葉にありました。「誰の人生にも節はある。小節、中節、大節。人は皆、その人生行路で様々な節に出逢う。それらの節を一つひとつ乗り越えることで、人はさらにたくましさを加え、成長していく。節を乗り越えられず道半ばで倒れ、命を全うできない人も少なくない。」身に染みる言葉です。 また、『「艱難汝を玉にす」艱難にあうのは不幸なことではない。これは人生経験の少ない人の良薬である。艱難を経験することで人は心を明敏にし、性格を練り鍛え、変化に対応する知恵を身につけ、物事を計画する力を養うことができる。まさに艱難によって人は力を得るのだ』と先達は教えています。4月は新しい年度がスタートし新入社員が入ってきます。これから色々な節目がやってくると思いますが、希望を持って、夢を持って頑張り、様々な節目を乗り越えていってほしいと願います。頑張れ新入社員諸君!