2018.08.01

はじめに、7月の豪雨で犠牲になられた皆様にお悔やみ申し上げます。また被災された数多くの方々にお見舞い申し上げます。本当に大変な災害でしたね。さて、今年も太陽がギラギラと照り付ける暑い夏がやってきました。残暑も厳しそうですので、今回は「涼」を風に乗せてお届けします。私の実家は山間部で東西南北山に囲まれた田舎にあります。私の家から向かって100メートル東南の方向に通称「井川さん」があります。いわゆる湧水が吹き出る水場です。子供の頃ここにたたずむと、南から北に山から吹いてくる風で水面にさざなみがおこり涼を感じました。大きな杉の木の下にある「井川さん」に近づくと、あたりの空気がひんやりとしてとても気持ちがよく凛とした心持です。冷蔵庫の無い昔は「井川さん」でスイカや金瓜、トマト、キュウリなどを冷やして食べていました。程よく冷えていて、私にとって暑い夏のご馳走でした。これがひとつ目の「涼」です。次に家の近くに小さな川があり、よく水あぶり(水泳)をしていました。川の水は結構冷たく子供たちが集まって泳いだり魚を取ったりして楽しく遊んでいました。唇が真っ青になるまで泳いだものです。泳ぎ疲れて石の上で休むと風が吹いてきます。まさに天然のクーラーです。泳いだ後時々やってくるおじさんのアイスクリンを食べるのが、またとても楽しみでした。急いで食べるものですから、よく頭がキーンと痛くなっていたのを思い出します。また、夏休みはよく近くの神社で遊んでいました。神社には大きな楠や杉の木があり、かくれんぼや缶けりなどをして、遊び疲れたらお宮さんの板の間に寝転がって休みました。ここも風が通り涼しい場所でした。なぜ神社はこんなに涼しいのでしょうか。こうしてみると今のように冷蔵庫やクーラーはありませんでしたが、色々工夫しながら暑い夏を元気に過ごしていました。しかし、今よりも暑くなかったように思います。車や冷蔵庫、クーラーなど多くの文明の利器を使うことで地球が温暖化し毎年猛暑日が続くようになってきています。現在私は熊本市内に住んでいますが、当然のようにクーラーを使っています。もう手放せませんね。この「りふぶれ通信」が皆様のお手元に届く頃、夏の風物詩“夏の甲子園”が始まっていることと思います。球児たちの熱戦が展開されていることでしょう。私たちも熱中症にならないように充分に水分を補給し暑さに負けないように猛暑を乗り切りましょう!少しは涼しくなっていただけたでしょうか。