2018.06.01リフブレ通信

使命感

私事で恐縮ですが、私には深く敬服する特別の存在の恩師がいます。いいえ、いました。その恩師は私が中学3年の時の担任の先生です。50年程前に流行した、故、夏木陽介さんが高校の先生を演じたテレビ青春ドラマ「青春とはなんだ」から抜け出てきたような雰囲気の先生でした。この恩師のお陰で今の私があるといっても過言ではありません。当時、恩師は20代半ば、英語を担当され部活動ではバレーボールの顧問でした。教育とは人に教え育むことでしょうが恩師はまさに教育者としてその使命感に燃え私達を指導、教育して頂きました。なぜ私にとって特別の存在かといえば、当時、私は中学卒業してからの進路について悩むというか失意していました。といいますのも、飛行機のエンジニアに憧れ技術系の高校に進む予定でしたが、突如「色弱」の者はなれないと解り断念せざるをえない状況だったのです。ぼんやりと目標を失いかけていた私に真正面からぶつかってこられました。体当たりです。目標を持つことの大切さ、一度位つまずいたからといってそこから立ち上がる勇気、両親への感謝等々。今思えば人間の基本というか骨格となるものを言葉ではなく魂から、そして背中で教えて頂きました。時には愛情あふれるゲンコツやビンタも、もらいましたが何故か心地よかったのを思い出します。(私は現在体罰否定派です)人はこの世に生を受けるとき何らかの役割、使命を持ってくると聞きますが、使命感が高く深い人物に自分の魂が揺さぶられ、大きな感動と感謝を受け成長していくものだと思います。私の恩師はまさにその通りの人でした。さて、私の使命は何でしょうか?ゴルフで90を切ることではありません。酒が人よりも強いことでもありません。世界中を観光旅行することでもありません。社長という立場、キャリアコンサルタントの資格を持つ者として当社の社員の育成は当然のことですが、人間力の高い社会人を育て一燈照隅の立場から日本国の発展に寄与することと思っています。その為には日々謙虚に学び研鑽し自分自身を磨き成長させなくてはなりません。恩師のように言葉だけでなく私と会った人の魂が燃えるような使命感を持たなくてはなりません。まだまだ道のりは遠いのですが、そこに努力精進していくことが恩師への恩返しだと強く思います。当社のコマーシャルで申し訳ありませんが当社の使命感は「誠実」「感謝」「創造」を体得する人材を育てることです。それが経営理念、社是となっております。ちなみに熊本銘菓陣太鼓でおなじみのお菓子の香梅さんは「くつろぎのごちそう」です。単なるお菓子ではなく、くつろぎを皆さんに提供することを使命とされておられます。その使命感が商品開発や接客に繋がっているのです。また、鳥取の寿製菓さんは「報恩と感謝の寿製菓」となっています。そういう視点でお客様の企業使命感をみつめると互いに認め合う交流ができそうです。過ぐる日、奥様にも同行して頂きクラスメイトと一緒に恩師のお墓参りに行って参りました。合掌すると当時の様々なことが思い出されます。ふと墓銘を見ていると「老けたなあ~、頑張っているか」と、恩師の声が聞こえてきます。往生されて尚、恩師の使命感は私の中に燃えています。さて、今月でいよいよ今年も半年、「少年老い易く学成り難し」といいます。会う人と、出会う本を師匠ととらえ学び学びお互い使命を果たしていかなければなりませんね。