2019.10.01リフブレ通信

クルマと私

昭和30年生まれの私が初めて車にふれあったのは、もの心ついた(5歳位)頃でした。当時の田舎では、自動車といえば前面が突き出ている路線バス(ボンネットバス)や荷台のある三輪車でした。その頃の三輪車はバイクのハンドルのようなものでカーブを曲がるときは、ハンドルを切りすぎて転倒してしまいそうでした。私も何度か乗せてもらいましたが景色が流れ、風がバンバンあたる感触は子供にとって大変楽しいものでした。当時大流行していた小さな三輪車「ミゼット」は今でも熱烈なファンが多くいます。都会では小林旭さんの「自動車ショー歌」がヒットしていたようです。クラウンや日産パッカードなどの車が登場してきます。この時代の都会と田舎の差は著しくありましたね。田舎は牛に荷車を引かせて野菜やお米を運ぶ時代でした。我が家に自動車が登場したのは私が中学生の時でした。父のマイカーです。父が楽しそうに運転する車で貝掘りなどにドライブしたことを思い出します。そして私が念願の普通自動車免許を取得したのは昭和52年、22歳の時でした。自分でハンドルを操作し公道を走る感覚はドキドキワクワクでした。ガソリンを買うお金があればいつまでも走っていたい、それ位運転が面白くて楽しくて仕方がありませんでした。就職してからは九州一円、四国、関西を走り回りましたが一日に何キロ走っても苦になりませんでした。でも当時の車はよくオーバーヒートしました。進路の側に停めてラジエターに水を補給する光景をよく目にしたものです。エアコンもありませんから夏は窓全開でした。その後マニュアルからオートマチックへギヤが変わり、エアコンも装備されパワーハンドルやパワーウインドーが出てくると運転は大いに快適になりました。さて、人力や牛馬の力ではない、いわゆる自動で動く車を最初に発明したのは誰でいつ頃だったのでしょう。調べてみました。今から250年前フランスのニコラ・ジョセフ・キュニョーが蒸気で走る車を発明しています。時速は何キロ出たのでしょうか?距離はどれくらい走れたのでしょうか?それから117年後ガソリンで動くエンジンが発明され現在の車の源流となりました。その後モータリゼーションは著しく発達進歩し近未来には自動運転の車が間違いなく登場してきます。進歩や便利さの中に陰ありで色々と弊害も出ますよね。その第一が交通事故でしょう。深刻な社会問題です。確か?評判の漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に登場する本田巡査はバイクに乗ると性格が豹変していましたが皆さんはどうですか。あおり運転をされたことはありますか。ブレーキとアクセルを踏み間違えそうになったことはありませんか。免許証の返納を考えていますか。私は今のところいずれにも該当しませんが、最近若い時と比べてめっきり運転技術が劣ってきたと感じることがあります。縦列駐車や狭い道のバック運転など感覚が鈍ってきました。いつまで大好きな車と付き合えるか分かりませんがその時まで車と親しみたいと思っています。今日も一日クルマを友とし安全運転で頑張ります。最後に進化、進歩は大切なことですがその分人間の身体的な能力は低下してしまいます。脳力だけは退化しないよう、日々研鑽しなくてはいけないと思います。車社会に明るい未来が来ますように。